アーミッシュの人々が作るキルトがアーミッシュキルトです。


まずはアーミッシュの説明を少し。



アーミッシュは、主に北アメリカに居住する宗教的な集団で、

自給自足の生活を送り、現代社会から隔絶した生活をしています。


　　　

今でも電気や自動車、テレビ、インターネットなどの現代技術を使わず、

簡素な暮らしをしています。
ファッションも簡素で、男性は黒いズボンと白いシャツを着用し、

女性は長いドレスと髪をまとめて白いボンネットをかぶっています。

農業や手工業に従事し、家具や衣服などを作り、食料も自給自足。

そして移動手段は馬車です。

アーミッシュの人々の文化は宗教に強く基づいていて信仰や家族、共同体が重視されます。

アーミッシュの人々は、現代社会との接触を最小限に抑えていますが、

観光客や外部からの人々との交流を受け入れていない訳ではありません。

それでも、彼らの信仰や文化を尊重し、

彼らのプライバシーを守る事は重要です。


アーミッシュの生活について書かれた本や写真集などもたくさんあります。






アーミッシュの人たちが作るキルトは、無地の布がほとんどで、

それは自分たちが着ていた服の再利用だからです。

無地だからこそ生きてくるキルティングの見事な事。

細かい針目で、凝ったデザインのキルティングがアーミッシュキルトの特徴です。








2018年に大阪で開催されました。


　　　


　写真撮影が出来たので、何枚かご紹介します。


　　　



　　　




　　　




　　　




　　　




　　　



　　　


とても素晴らしい展示でした。大阪まで行って良かったです。



映画では、ハリソン・フォードが主演の《ジョン・ブックの目撃者》に

アーミッシュの人たちがでてきます。

最近またAmazonプライム・ビデオで、生徒さん達と一緒に観ました。

アーミッシュの生活がわかります。

キルトをしているシーンもちょっとだけ観られます。

何年も前の映画なので、今観られるのは貴重です。








これはもう何十年か前に、私が作ったミニキルトです。


今発売中の、レッスン帳の通販ブックに掲載させていただいている

アーミッシュのキルトは、生徒さんからの希望もあり、明るい色で作りました。


　　　


生徒さんの作品です。


　　　


カメラの腕前がイマイチで、黄色が綺麗に写りませんでした。

3色がとても良い感じです。



　　　

これも実物と少し違う色に写ってしまいました。

フェザーのキルトが綺麗です。

今の白い壁にも映えるので、ぜひ一枚作ってみませんか。



ニューヨークからバスで、アーミッシュ村に行った事があります。

途中の道路にはアーミッシュの馬車専用のラインが引かれていました。

レストランもあって、チキンとじゃがいもの味が忘れられません。

とても自然で美味しかったんです。

機会があればまた行きたいと思っています。


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