ペーパーライナーで作られたヘキサゴンのキルトはモザイクパッチワークと呼ばれ、

 1700年頃にイギリスで流行り始めたそうです。

 そのうちアメリカでもたくさん作られる様になりました。

 アメリカのミュージアムで、小さなヘキサゴンのキルトや、ペーパーが抜かれていないキルトトップ、

 手紙の様な紙を使って作った型紙などを見た事があります。

 このペーパーライナーのメリットは、布に線を書かなくて済むこと、出来上がりがキレイな六角形になる事です。



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 アメリカで買ってきたヘキサゴンの型紙は、一辺が6ミリです。

 ショップの方が、多分世界一小さいとおっしゃっていました。そう思います。

 さすがにこの大きさでベッドカバーを作る勇気はありません。

 が、これで沢山の小物を作りました。
 
 小さなお花を作っておけば、色々なところで使えます。


 残り布でピンクッションはいかがですか?


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   ペーパーを布で包んでしつけで縫いとめます。



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   まきかがりで繋いでいきます。

   裏側からアイロンをかけてから躾を取り、ペーパーを抜き取ります。



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    ベースになる布にアップリケします。



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    原毛を入れて容器に詰め込みます。

    容器は重さがあったほうがイイですよ。

    これは陶器で、本来はジャムを入れる器です。



 ポーチには、お花を作ってアップリケ。

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 パッチワーク好きは絶対大好きなヘキサゴン。

 秋の夜長は、こんな小さなヘキサゴンを作りながら、

 1700年頃のイギリス女性の暮らしを想像してみるのも楽しいです。

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